庭でペットを自由に遊ばせてあげたいと考える飼い主の方は多いのではないでしょうか。ただ、ペットを自由に庭で遊ばせてあげるためには、庭造りにおいて安全性などをしっかりと考えておく必要があります。そこで、ここではペットと遊べる庭造りのポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

ます、第一に考えなければならないのが脱走対策です。活発に動き回る犬などのペットの場合、庭を飛び出して事故に遭ってしまったり人に危害を加えてしまったりというトラブルが起こる可能性もありますから、脱走対策はしっかりと行わなければなりません。そのためには、まずしっかりとフェンスや柵で庭を囲うことを考えましょう。ペットのサイズや力などを踏まえてフェンスの高さや強度を考え、リード無しでも脱走の心配なく遊ばせてあげられる庭造りをすることが大切です。

また、フェンスは通行人からの目隠しにもなりますので、歩行者に対して吠えてしまうような犬の場合は、視界を遮るという点も考慮するのがおすすめです。そして、次に考えたいのが地面です。タイルなどを張ると固い地面となって滑りやすかったり足腰に負担がかかってしまったりすることもありますので、芝生などペットが走り回りやすい地面にしてあげましょう。ただ、天然芝にすると雑草なども生え管理が大変というマイナス面もありますので、庭の手入れにあまり手間を取られたくないという場合は、人工芝やウッドチップを敷いてペットの足腰に優しい庭造りをするという手もあります。

また、ウッドデッキを設置して室内とお庭をつなげると、人もペットも快適に過ごせる新たな空間を生み出すことができます。他にも、シェードや植栽を利用して強い日差しを遮る日陰となるポイントを造ったり、立水栓を設置してペットの洗い場や水飲み場を造ったりすると、ペットもより快適にお庭で遊ぶことができますので、そうした様々な工夫も凝らしながら家族とペットが楽しく過ごせるお庭造りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。