日本庭園風エクステリアを構築したいというお話ですが、よく竹を植えて自宅の目隠しがわりにしようと考えている方がいますが、あれは結構難しいです。その理由ですが、竹は一応まっすぐに伸びていくのですが、成長がかなり早く、プランターで成長させるタイプの竹でもかなり急速に伸びていきます。その為、問題となるのがプランターの場合、竹が伸びすぎて倒れることや折れるという問題です。
プランターで育て上げる竹は、ホウオウチクに黒岳に金明竹という物があり、これらはプランターで育て上げることができます。注意点についてはこのプランターで育てるタイプの竹は葉が大量に落ちてしまうのでお掃除が大変です。ですが、通常の竹林と言われる竹と比較した場合、園芸用であるため言うほど急成長することはなく、竹が太くなるということもないです。ですが、これら、園芸用の竹はきちんとお手入れしていないとまず、枯れてしまいます。特に太陽光を遮ることが多く、目隠しで設置したとはいえ太陽の光を遮りすぎていると判断した場合、竹同士を離すなどをしないと竹同士が重なることで太陽の光を浴びることができなくなり枯れてしまうのです。
ですので、こうした場合、間引きという行為で竹の葉を取り去り太陽光が竹に当たるようにして挙げる必要があるのです。これを怠るとある程度まで成長してからだんだんと竹に太陽が当たらず病気になったり、太陽から栄養を吸収できなくなり枯れてしまうのです。丈は植物ですので太陽の光を必要としており、成長により太陽光を受けるようになるのですが伸びすぎた竹はいずれ枯れてしまうので放置をしてしまうのはダメなのです。日本庭園風のエクステリアを構築し、目隠しに竹を使用したいと考えている方は、お手入れをしてあげて竹が枯れないよう工夫する必要性があるのです。ですが、実は竹の造花という物がありまして、目隠し専用の造花がありますので、どうしてもお手入れにかける時間がない方はあえて造花を設置して目隠しにするというのも一つの方法です。