戸建ての家にペットと住むなら、庭で楽しく遊びたいですね。庭で遊べそうなペットというと犬や猫になると思いますが、犬の事を想定して話したいと思います。

犬も最近は室内飼いも多く、庭に小屋を置いての飼育ではなく遊ぶだけということ多いと思います。飼い犬の犬種や性格、年齢によって遊び方も違ってくるので、その子に合った遊び方ができる庭にしましょう。
まずはどの犬を遊ばせるにしても逃走防止は絶対に必要です。お隣との境界にフェンスが設置してあっても、隙間や高さがしっかりしていないと飼い犬が勝手に侵入してしまったりします。大きな子は飛び越えて、小さな子は隙間をくぐってなどしますので、トラブル防止のためにフェンスを変えたりラティスを設置したりしましょう。

小さな犬は庭での遊びで十分に運動になるので、その子に合った遊び方をさせましょう。大きな犬は庭だけの運動では足りなくなるので、散歩と別で遊ぶことを考えた庭にしましょう。
庭のレイアウトは全く犬用にするのか、子供も遊ぶようにするのかでも違うと思いますが、どちらにしても水道の設置は必須です。犬にもよりますが水遊びが大好きな子もいますし、庭遊び中の飲み水やおもちゃを洗うのにも必要です。

また、犬は暑さ対策をきちんとしてあげないといけないので、日影が作れるように考える必要もあります。庭に面する屋根のひさしが長いと良いですが、日よけやオーニングを利用したり、庭の真ん中ならパラソルを立てるなど対策してほしいです。
暑さ対策として足元にも注意です。人間は靴やサンダルを履いて庭に出ますが、犬などは裸足です。日差しが強いと庭の砂利や芝でもかなり高温になります。肉球や爪を傷めることになるので、天気の良い日は日影を作るようにすることはもちろん、外遊びの時間にも注意しないといけません。夕方少し涼しくなっても、地面はまだ保温効果で熱いこともあるのでます飼い主が確かめて、水まきなどして温度を下げるようにしましょう。
このように、ペットの犬などと遊ぶ庭は脱走や温度の管理ができるようにしたいものです。